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コンビニエンスライフ

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ラジオ関西「怪談ラヂオ〜怖い水曜日」で起こった放送事故についてまとめてみました。

 

 さてさて、今回はとあるラジオ番組で起きた、のっぴきならない放送事故についての記事である。去る2016年10月19日、ラジオ関西の『怪談ラヂオ〜怖い水曜日』という番組内において、放送事故が発生した。

公式サイトにも以下の文面が表示されている

10月19日放送の『怪談ラヂオ』に音声の不具合がありました。放送の途中より、本来、放送する予定だった内容が正常にお届けできませんでしたこと、お詫び致します。

 

 この番組についてはこの間も駄文を載せたが、タイトル通り、怪談を扱う番組である。番組のスタッフ、出演者の間では大騒ぎとなったこの事故であるが、放送中に得体の知れないうめき声が入ったとか、急に無音になったとかいう類の放送事故ではない。この番組は生放送ではなく、収録放送であり、ポッドキャスト配信もしている。

 

 

 ポッドキャストでは通常の収録通りの配信がされており、配信の内容に問題はなかった。ラジオ関西で放送された内容に問題があり、ネットにも上がっていないこの放送事故はその時に聞いていた人のみが体験できた幻の放送事故だったようだ。録音しておけばよかった。

 

 

 生放送ではないのに放送事故が起きたとは一体どういうことなのか。後日番組で語られた、その時の状況を以下にまとめてみた。

 

 ・放送事故が起きたのは、10/19の放送回で、死神の話を収録した回である。

 

 ・この日はひづきようこが欠席の回であり、木原浩勝松山勘十郎の2人だけでのトークが始まった(いつもは3人)

 

 ・放送の途中で突如、別番組の放送が割り込み、トークの内容も、うなぎについての対談のようなものに切り替わった。

 

 ・しばらくすると、怖い水曜日の放送に戻った。しかし通常の放送に戻ったかと思ったら、パーソナリティにひづきようこが加わっていた。これは9/21に放送されたものであった。

 

 ・エンディングについては、トークの尺がぴったりで番組の放送が終わった。話の途中でブチっと終わるのではなく、「また来週〜」という風にキッチリ終わっていた。

 

 ポッドキャストは通常通り、収録した通りの内容で配信されていた。

 

 以上が大まかな放送事故の内容である。怪談とはおよそ関係のない、別番組の内容が電波に乗ってしまったようだ。さらに、制作側の意図に反して、以前の放送が再度オンエアされてしまった。これは確かに放送事故である。

 

 さらに、この件に関してスタッフと木原さん、松山さんが後日番組で説明したことを以下にまとめてみる。

 

 ・割り込んできた放送は、同局の「三上公也の情報アサイチ!」という番組で扱った、既に放送済みの街頭インタビューだった。当該音声データは消去済みであった。

 

 ・事故により放送されてしまった街頭インタビューには2パターン入っており、情報アサイチの2日分のオンエアのインタビューがラジオで流れた。

 

 ・この放送の回の収録段階では音が割れており、スタッフも不思議がっていた。配信されたポッドキャストでも音質がかなり悪い(私も聞いたが、確かに音のバランスがおかしく、音質がものすごく荒い)

 

 ・通常、スタッフはラジオでオンエアする前に収録した音声データをMOディスクに焼く。情報アサイチの街頭インタビューは放送が終わった後、MOディスクのデータは削除してあった。にもかかわらず、削除したはずのデータは電波に乗ってしまった。

 

 ・データが削除済みであるのに放送されてしまった理由として、ディスクをフォーマットしていなかったため表層では音源が削除済みだったが、内部には残っていた可能性がある。

 

 ・内部には残っていた可能性はあるが、それが巡り巡ってオンエアに乗ってしまうというのは、偶然には万が一も起こりようがなく、局内の誰かが故意にやったのだと仮定しても、やる理由がなく、リスクが大きすぎる。

 

  説明としては以上のようである。放送されたのが同じ局の番組であるし、何かの間違いでこのような事態が起こってしまったということは、絶対ないとは言い切れない。というか「何かの間違い」という線が濃厚ではなかろうか。スタッフの手違いとか、放送されるまでの幾つかの過程の中でミスがあったとか、そんなところではないかと私みたいなトーシロは推察するのだが。推理力はトーシロだが、昔々、かまいたちの夜では序盤で犯人を特定できた。

かまいたちの夜 輪廻彩声

かまいたちの夜 輪廻彩声

 

  

 面白いのは、尺がぴったりと終わっているという点だ。これは何を意味するのか。尺がぴったり終わるということは、きっちり逆算してエンディングのことを念頭において他番組が挟み込まれたということである。これはどちらかというと人為的なミス(故意かどうかはともかくとして)であることの証左にもなりそうな気もする。そして同じ局の番組が割り込んだというのも局側のミスを連想させる。どうせなら他局の番組が電波ジャックして欲しかったですな!

 

 もう一つのポイントとして、すでに収録段階で録音の機材トラブルが起こっており、配信されたポッドキャストも音質が悪いということが挙げられる。木原さんと松山さんの声が、まるで回線が混み合っているかのような、または、電波の悪いところにいる相手と電話している時のそれなのだ。これも何を意味するのかよく分からない。

 収録がうまくできなかった回の放送が、放送事故になってしまった。「収録がうまくいかなかった回に限って、放送事故になってしまった」と、この番組に関しては言えなくもないが、「録音機材トラブル」と「放送事故」の間に何らかの因果関係があると考えるのが普通。でも、どういう因果関係なのかがわからん!

 

 当番組が怪談を扱う番組であるということが、この放送事故の不可思議さ、不気味さを際立たせているが、別に怪談ラジオでなくとも、これは紛れもない放送事故であるので、大問題となったはずである。むしろ、怪談を扱う番組であるし、これ以前もこの番組では不可解な霊障めいたことが頻繁に起こっているため、霊の仕業として片付けられる余地も少なくともあるのか!?と思ったりするが、なんでもかんでも霊やこの世のものならざる者のせいにするには、この番組が、もっと言えば木原さんが最も嫌うことである。怪談を素直に捉え、冷静に分析する木原さんが不思議がっていることだ。放送局側のミスだったというオチではリスナーとしては物足りないのは確か。


怪談ラヂオ〜怖い水曜日〜死神にまつわる怖い話 20161019収録

 音質の悪いポッドキャストを聞けばわかるが、放送事故の回は「死神」をテーマに話が繰り広げられていた。「死神」を扱った時だけでなく、「呪詛」と「人形供養」について語られた時にも、音声が録れていない等のトラブルが起こったようだ。木原さん曰く、「死神」「呪詛」「人形供養」の話をした際には「その話しゃべんな」と言わんばかりに何かしらトラブルが起こるという。そのため番組内ではこの3つのテーマについて話す時はことさら慎重になっている。

 

 

 

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