久々にアイコスの記事を書きたいと思う。
皆さまは、ヒートスティックのフィルターより下の部分がホルダーの入りこんでしまって取れなくなってしまったことはないだろうか。
つまりは、アイコスを吸おうとして、ヒートスティックを差し込む際、指の力がスティックに対して平行に作用するのではなく斜めに力が入ってしまい、フィルター部分がもげてしまったことはないだろうか、ということである。フィルターがちぎれて、中にフィルターより下の部分が潜ったまま取れないという進退極まった状況だ。
このような状況↓
私はこのような状況に多々陥ってしまうことが多い。ブレードにうまく刺さらなくて、力いっぱい押し込もうとするともげてしまうのだ。うまく刺さらない時は、ヒートスティックを差し込む前に加熱しておいてから刺すとスッと刺さるらしい。
こうなった時、私は爪楊枝ないしはシャープペンシルの先を使い、上から真ん中の穴にとんがりをさしてほじくり出していた。しかし、ある日、シャープペンでほじくり出そうとしていたら穴がぐちゃぐちゃになってしまい、綿だらけになり、うんともすんとも引っかからなくて、取り出せなくなってしまったのである。その時の絶望感は形容し難く、そのストレスからアイコスが吸いたくなり、でも吸えないというフラストレーションの塊が私自身を飲み込んでしまった。
こうなってしまった時のため、アイコス購入時に付属品として小さなヘラなようなものがクリーナーと一緒に入っていたのだが、何に使うのかわかわなかった私は一目見ただけでポイっとどこかへ投げてしまっているのでそれがどこにあるかわからない。そのヘラを使えば裏側から押し出してフィルターを取りのぞくことが出来たのであろうが。
このままでは私自身がストレスの塊となってしまう、、、この焦りの中から私が見出したものは、一つのゼムクリップだった。
銀色に輝くその”器具”を見て私は、直感的に「いける!」と思い、綿の塊となったフィルターとタバコの葉のサルベージを実践した。私が行ったのは以下のようなことである。
まず、アイコスホルダーを上下に分解する。そしてクリップの小さい輪と大きい輪を離して、広げて伸ばす。このように↓
アイコスの穴に通せるように広げただけなので、小さめのクリップならばそのままでも可。
そして裏側から小さい方の先端を穴に通す!このように↓
そしてそのまま中からフィルターを押し出す!そうすると先っぽだけひょっこり顔を出した。私が持っていたクリップではこれが限界であった↓
最後に指で先っぽをつまんで、引き抜く。これで一件落着だ。
クリップがもっと小さかったらフィルター部分をもっと押し出すことができたかもしれない。大きかったらそもそも穴に入らないので小さければ小さいほど良い。穴に通せればなんでもいいのだが、爪楊枝だと直径が穴の幅よりも大きいので入らない。ちょうどいい細さを有しているのがクリップだ。ぜしぜし活用されたし!