コンビニエンスライフ

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えっ?未だにスマホを耳に当てて電話してるの!?手ぶら電話なら空も飛べる。

 最近、街中で目を見開いて少しの間凝視してしまうのが、スマホを手に持たずして、イヤホンと、イヤホン付属のマイクを使って電話をしている人だ。以前よりも良く見るようになった。しかもそうやって電話をしている人には、若者が多いのである。

 

 なぜ若者は最近、徒手空拳の両手手ぶら状態で街を闊歩しながら、イヤホンと付属のマイクによる通話をしているのか。それはおそらくスマホの進化にあるだろう。iPhone6以降のiPhoneは正味、でかすぎて手に持った状態で通話がしにくいのである。韓国メディアが得た情報によると、iPhone9(8もまだなのに!)は5.28インチと6.46インチというかなりの大画面(iPhone7Plusが5.5インチ)であるという。あの手に収まらない巨体マシンを耳元に当てながら電話というのは確かに煩わしそうではある。

 

 どうりで、オタクっぽい訳ではない、イケてる風の、洗練されたファッション感覚を持ったような若者が手ぶらで電話していたわけだ(イケてなくてもイヤホンマイクで電話はするか笑)。最新機器を活用し、しかしながらその煩わしさを解消するためのイヤホンマイク。それが災い転じて福となして、「デカいスマホからの解放」すらも先進的なスタイルを醸し出せるという。

 

 んで、イヤホン手ぶら通話のメリットはというと、以下のような事柄が考えられる。

 

 トレンディに見える

 一定の流行を追っている人、若者文化に精通している人(若者そのもの)には、あの人は最新を持ち歩いており、最新ハイテクマシンを手で持てないためイヤホンを使って電話しているんだな、という忖度込みでの流行に乗っている人に見えるだろう。翻って、「今の若い人ってああいう人おおいよね、一人で喋っていて無作法だな」なんて言われる対象になってしまうこともやぶさかではない。

 

 解放感がある

 イヤホンで電話をしながら歩いたりすると開放感があってなんだか清々しい気分になるというのもメリットの1つである。やってみたらわかるのだが、手ぶらで歩く&通話という行為は大手振って歩くより気分がいいものだ。その通話の内容にもよるが(苦笑)。好きな人と電話をしながらひとりで川辺を散歩するというのも乙なもの。

 

 作業しながら電話ができる
 これはやってはいけないことだが自転車に乗りながら電話をができる。すこぶるつきの画期的ライフハックである。今まではできなかったことが可能になったが、全く褒められた行為ではない。しかし、Bluetoothの片耳イヤホンをつけたりすることで安全性が担保されるかもしれない。

 

 ちなみに、自転車で坂道を楽に登る方法を別ページで紹介しているので気になった方はご覧ください。

odebuwaiku.hatenablog.com

  

 両手が空いているので電話をしながら数々の雑多な日常生活の雑務をこなすことができる。例えば日曜大工や洗車など。手ぶら電話しながら同時並行的に種々の作業を行うことで、人間活動の効率を上げよう!料理とかは少し危険性が孕んでいるかもしれない。

 

 大まかに分けて以上の3つのメリットが考えられる。

 ところで、正味な話、これらはスマホについているハンズフリーを機能を使えば実行できなくもない。だが、他人様の迷惑になったり、恥ずかしいという欠点があり、このデメリットを補えるという側面も持つ。

 そして、ブルートゥースハンズフリーイヤホンを使えば最強の装備になる。トラックの運転手さんなどは上記の片耳ヘッドセットを使っているが、運転中はイヤホンをせず、車とブルートゥースを繋いで電話すると便利だ。

 

 

 現代人の電話・通話の仕方は今後どのように変わっていくのだろうか・・・平野ノラが衣笠と通話しているあの電話は、今となってはビンテージである。